信号柱や標識柱・照明柱等 地際での腐食損傷診断に!
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○手順
1、鋼管柱に超音波センサーを当てる位置を決めます。
センサーは地上から20cm以上の高さの位置にしてください。
2、二重管上にセンサーを当てる場合など、地上から20cm以上の高さが無い場合は、なるべく地上から離れた、センサーを密着できる場所に当てて
ください。
この時、地上部長さを、コンベックス等で計測しておきます。
また、センサーを当てる位置は、表面に凹凸のある場所や、塗装の浮いている場所は避けてください。
そのような場所にやむなくセンサーを当てる場合は、表面を磨いて凹凸が少なくなるようにして下さい。
3、超音波センサーを当てる位置をマーキングします。位置はセンサー位置画面で設定した値と同じにします。
同時にセンサーを当てる部分にホコリやゴミが付着している場合には、乾いた布等でふき取るなどして下さい。(なるべく表面はぬらさないで下さ
い。)
4、センサーを鋼管柱に密着させます。超音波センサーの中心部に接触媒質を塗ります 。
(塗布量は2cm 程度)
○超音波センサーを支柱に強く押しつけます。
センサー中心部を管に密着させ、地面に対して垂直になる様に押しつけて下さい。センサーは、センサーケーブルが接続されている方が上になります。
○測定結果表
・角度 … 0°,90°,180°,270°の4方位です。
・腐食指数 … 数値が大きいほど不健全(腐食あり)な状態である可能性が高くなります。
・判定 … 不健全(腐食あり)な状況と判断した場合は×、健全と判断した場合は○、ほぼ健全は△で表示します。
Q:本体タブレットにはUSBが何口ありますか?
A:1口しかなく、本体との接続に使用しています。
そのためデータをUSBメモリーで抜き出す際は本体との接続に使用しているUSBを抜く必要があります。
Q:4方向以上から測定することは可能ですか。
A:可能です。45°刻みで8方向、30°刻みで12方向も選択可能です。
ただし保存したキャプチャー画像は4方向までのデータになりますので、45°刻みの場合は2枚の保存データ、30°刻みの場合は3枚の保存データに分かれます。
Q:測定した場所の位置情報を取得することができますか。
A:取得できません。別途GPSなどをご用意いただく必要がございます。
Q:オプションの報告書支援ソフトがなければ報告書の作成は不可能ですか?
A:可能です。コロージョンドクターで取得した波形データを保存すると、波形画像のキャプチャーをPNGファイルとして保存しますので、任意の報告書に添付等して使うことができます。
Q:接触媒質のソニコートはどの程度の量が付属していますか?
A:不定量です。測定対象やその状態によりますが、通常の標識柱・照明柱数本~十数本程度測れる程度が付属しています。
測定対象が多い場合や、測定が複数日に渡るような場合は、不足する可能性があります。販売のご案内をさせていただきますのでご相談ください。
Q:接触媒質のソニコートはどの品番のものが付属していますか?
A:現在は太陽日酸株式会社のSHN-C45もしくは、後継のSH-W45が付属しています。
別のものがご希望の場合は、販売のご案内をさせていただきますのでご相談ください。
Q:接触媒質のソニコートは、測定終了後拭き取る必要がありますか?
A:水溶性のグリセリンペーストですので、基本的には不要です。
ただ、塗装やメッキ加工がされていない金属面むき出しの対象物の場合、錆を誘発する可能性があるので、そのような懸念がある際はキレイに拭き取ることをお勧めいたします。
Q:腐食指数とはどのように算出していますか?
A:それぞれのエリアのエコーピークをF/BFで算出しております。
Q:オプションの逆Rセンサーを使って鋼管の内側から測定する場合とは、どのような状況ですか?
A:照明柱のように点検孔がある場合に、特に内面腐食の懸念があれば内側からセンサーを押し当ててデータを取ることも有効な場合があります。
Q:センサーはどちら向きに設置すればよいですか。
A:超音波の伝搬していく方向が決まっておりますので、測定したい方向と逆側に接線(ケーブルコネクター)が向くように設置してください。
測定データをパソコンでレポート作成するソフトです。
測定データを収集してからレポートを作成する方法と、あらかじめ測定箇所を入力しておきそれに基づいて現場で測定を行った後レポートを作成する2通りの方法があります。
※対応最新OS:Windows7
標準構成品 | 本体、USBケーブル、タブレット、ACアダプタセット(本体用)、ACアダプタセット(タブレット用)、超音波センサー 0.5Z20×20HA90、センサー用ケーブル、接触媒質、取扱説明書(コロージョンドクター)、収納ケース |
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オプション | コロドク用逆Rセンサー RR700KHz、SH表面波フラット型センサー SH700KHz、コロドク用報告書支援ソフト MEMO-CD |
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