コンクリートテスタ CTS-02(日東建設)

コンクリートテスタ CTS-02

コンクリートテスターは、ハンマでコンクリートを打撃した時の打撃力波形を測定・解析することで、簡便かつ迅速に圧縮強度推定を行う、非破壊検査装置
「NETIS」登録 NO.HK-060013-V

 「コンクリートテスタCTS-02」は、表面の劣化・はく離を測定するとともに、独自の研究により表面劣化の影響を受けにくいコンクリートの強度推定を実現しました。測定結果は従来のハンマータイプの非破壊検査装置に比べ、格段に精度を増しています。パソコンでデータを出力、加工もできるので報告書の作成も容易です。簡単かつスピーディな測定方法で現場の作業を効率化し、徹底したデータ分析を実現する待望の非破壊検査装置です。

2011年4月25日~ 設計比較対象技術に認定


機種名 コ ンクリートテスタ
型番 CTS-02
メーカー名 日東建設


特長

 特長

・表面の劣化度合い、表面近くのはく離・浮き、強度測定を1台で可能。
・従来のハンマータイプの非破壊検査装置に比べ、格段に高精度。
・ハンマーでコンクリート表面を軽く打撃するだけで、検査結果の数値がすぐに表示されます。
・乾電池によって、8時間以上の連続測定(最大14時間)。
・測定数は、SDカードにデータを記録。
・打撃と同時に測定データの指標値(強度・はく離・劣化)をモニターに表示
・測定データに異常があった場合(はく離・劣化)は、ビープ音で判断結果を通知。
・計算されたデータは、波形情報と一緒にメモリーに記録。
・測定データはSDカードによりパソコンへデータ転送。
・測定結果、波形データはエクセルファイルで出力、データ加工やレポートの作成が可能。
・ノートパソコンよりも小型軽量化を図り、現場測定に最適。



 測定方法

ハンマーで表面を軽く打撃するだけで、測定結果の数値がすぐに表示されます。1回の測定時間は約2秒で連続的に測定ができます。


○1.コンクリートの強度推定
 測定範囲(100×100mm)を設定し、その面積内で約30回の打撃を行い、平均値を推定値とします。コンクリートの種類をあらかじめ登録すると、推定強度が表示されます。

○2.はく離・表面劣化の検知
 調査対象区間をブロックに分けて打撃します。測定点間の距離を一定としておくと、パソコン上の処理により、強度情報の分布状態を等高線表示できます。
後半機械インビーダンス ZR の等高線表示図




 測定の基本原理


打撃力波形図

剛性の高いハンマーでコンクリートを打撃すると内臓センサーで打撃力波形が得られます。打撃力波形は、図(1)のように二つの部分に分けられ、前半はハンマーの打撃によるコンクリートの変形を示し、表面劣化やはく離が反映されます。また、後半はコンクリート内からの反発を示し、コンクリート事態が持つ強度指標が反映されます。


 開発経緯

「コンクリートテスタCTS-02」は、日東建設(株)と極檀邦夫先生(東海大学土木工学科助教授)、アプライドリサーチ社、境友昭博士の協力により開発されたコンクリート構造物点検装置です。ハンマーでコンクリートを打撃した際に発生するコンクリート表面変形と反発を分離することで、コンクリートの表面劣化状況、圧縮強度、はく離などの有無を計測することが可能です。


○技術ポイント

 コンクリート表面をハンマーで打撃するだけなので、どなたでも簡単に計測が可能です。従来の点検方法である打音法と異なり、計測結果は、全て自動的に記録されるため客観性のある点結果が得られます。また、表面の劣化状態などに左右されないコンクリート強度が得られるような工夫がされています。


 仕様


測定範囲 10N/mm2~60N/mm2
電源 単3形アルカリ乾電池×6
連続使用時間 8時間以上
サンプリング速度 0.5μs
測定時間長 2ms
寸法 108(W)×202(H)×46(D)mm
ハンマー重量 190g



 構成品

標準構成品 本体(SDカード付属)、ハンマー、カードリーダー、ソフトウェア、プログラムCD、較正曲線、強度換算表、注意書き、収納ケース、取扱説明書