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RFIDとは、電子マネーや自動改札システムに広く利用されている情報媒体で、
ICチップにより無線で固有IDの通信を行うもの。
これに「ひずみ」「温度」を対象としたセンサ情報を追加したものが、RFIDひずみ計測システムです。
コンクリート構造物は、土圧、風圧、交通の往来、地震など様々な荷重を受け劣化すると、耐力が低下し本来の機能を満たさなくなる場合があります。
本システムにてひずみを計測することで、構造物の劣化状況把握が容易となり、維持管理を効率化します。
RFIDタグは脱枠後に測定しやすい場所のコンクリート表面からかぶり方向35mm~50mmの位置に取付けます。
(取付け位置を別途記録しておきます。)
RFIDタグの左右の凹部と上部の首部を交差した鉄筋の位置で番線もしくは結束バンドを用いてしっかりと固定します。
コンクリートを打込み、脱型した後は、ケーブル類は一切表面に露出しません。
※
コンクリート表面から50mm以上深い位置に取付けると、表面からデータを読取れなくなる場合があります。
(通信可能距離は配筋状態、コンクリート材齢、周辺環境によって変化します。)
計測する鉄筋に対して平行になるように、ひずみセンサ部を沿わせ、①・②・③の順番で番線もしくは、専用結束バンドで計測する鉄筋に固定します。
※コンクリートを打ち込む際に、ひずみセンサ部が動かないようにしっかりと固定して下さい。
※固定する際に、ひずみセンサ部が歪曲しないように注意して下さい。
※計測部の位置では固定しないようして下さい。
1.リーダーライタの電源を入れ、ソフトウェアを起動させます。
2.リーダーライタのアプリケーションのサーチボタンを押し、アンテナをタグが埋設されている付近に動かします。
3.RFIDタグ設置位置の構造物表面から、50mm以内の位置でリーダーライタアンテナをかざします。
4.アンテナがタグ上に来たときに、それを知らせる音と同時にタグの固有番号(ID)が表示されます。タグに過去の計測履歴や校正係数などのデータが保存されている場合は、これらを呼び出します。
5.計測ボタンを押してひずみデータを収集し計測が完了します。データを保存する場合は内蔵メモリに記録させることもできます。
ソフト稼働環境:Windows XP、Vista
メモリ:512MB以上 / HDD:5MB以上
その他:LANポートもしくはRS232C接続が可能なこと
※ソフトウェアの詳細は別途マニュアルをお読みください。
※画面は予告なく変更することがあります。
リーダライタ | 大型アンテナタイプ |
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規格 | 技術基準適合証明取得済み |
寸法 | 本体:120×146×38mm アンテナ:323×498×39mm |
型番 | SSN-1070 (標準タイプ) |
SSD-1090 (高耐久タイプ) |
SSC-3725 (コンクリートひずみタイプ) |
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ひずみ測定範囲 | ±1000×10-6 | ±1000×10-6 | ±1000×10-6 |
センサ長(鉄筋長) | 700mm (ベース鉄筋:D10 異形鉄筋) |
900mm (ベース鉄筋:D10 異形鉄筋) |
250mm |
質量(RFIDタグ除く) | 370g | 900g | 600g |
ケーブル長 | 1m | 1m | 1m |
リーダライタ | 大型アンテナタイプ |
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通信周波数 | 13.56MHz |
通信距離 | 100m以上(自由空間) |
メモリ機能 | 各測定値を記録可能(6回分) |
測温機能 | 0℃~65℃ |
規格 | 秘術基準適合証明取得済み |
駆使電力 | リーダーライタから電波により供給(電池レス) |
寸法 | 本体:120×146×38mm アンテナ:323×498×39mm |
標準構成品 | リーダーライタ本体(EFG-400-01)、リーダーライタ本体用ACアダプタ(KSW0523)、リーダーライタアンテナ(ANU-100-01)、ユーザーズマニュアル・設定ツール(CD-R)、RS-232Cクロスケーブル、RFIDひずみセンサ取扱説明書、収納ケース |
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別販売 | RFIDひずみセンサ、RFIDタグ、センサ・タグ接続ケーブル |
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