載荷板の四箇所で沈下量を測る四点計測式です道路の地盤反力係数K値を求めます。沈下量を測るダイヤルゲージが4点計測式です。テストジャッキは、オイルジャッキ方式で10トン製。 |
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載荷板 | 直径300mm持手付き、鋼鉄製、ジャッキ設置用刻み円付き |
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油圧ジャッキ | 容量10t、荷重計、直径125mm、最小目盛100kgまたは200kg、球座及びハンドル付き |
ダイヤルゲージ | ダイヤルゲージによる四点計式(1÷100×20mm) |
支持棒 | 最大3m |
標準構成品 | 油圧ジャッキ、球座、ダイヤルゲージ×4、ダイヤルゲージホルダーセット(3点で1セット)×4、支持棒受け台(ネジ付)×4、支持棒 受けアダプタ(ネジ付)×4、載荷板(30cm径)、ジャッキハンドル、支持棒(3本接続)×2、支持棒用携帯袋、収納ケース、取扱 説明書 |
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I. 試験方法 | 1)試験準備を下記手順で行なう。 a)地盤を水平にならし、必要があれば薄く砂を敷く b)この上に試験に用いる直径の載荷板を据えるが、より小さい直径の載荷板がのっている場合には、これらも中心を合わせて順次積み上 げる c)載荷板の上にジャッキを置き、反力装置と組み合わせての所要の反力が得られるようにする d)沈下量測定装置を載荷板及び反力装置の支持点から 1m 以上離して配置し、載荷板の正しい沈下量が測れるように変位計を取付ける e)載荷板を安定させるため、予め荷重強さ35kN/m2(0.35kgf/cm2) 相当の荷重をかけてから零に除荷し、変位計の目盛りを読み取り、沈下の原点とする |
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荷重強さが35kN/m2(0.35kgf/cm2)
きざみになるように荷重を段階的に増加してゆき、荷重を上げるごとにその荷重による沈下の進行が止まる注1のを待って荷重計と変位計
の目盛りを読み取る。 ※注1 1分間の沈下量が、その荷重強さによるその段階における沈下量の1%以下になれば、進化の進行が止まったと認めてよい |
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沈下量が15mmに達するか、荷重の強さが現場で予想できる最も大きい設置圧力の大きさまたは地盤の降伏点を超えれば試験を止める | |
II. 地盤反力係数の求め方 | 測定した結果を記録し、荷重強さと沈下量との関係を求め、それを荷重強さ-沈下曲線の図に表す |
地盤反力係数は荷重強さ-沈下量曲線から、ある沈下量の時の荷重強さを求め以下の式より算出する Ks=p/S KS:地盤反力係数(MN/m3) p:荷重の強さ(KN/m2) S:沈下量(mm) |
地盤調査用データシートは社団法人地盤工学会のサイトよりダウンロードできます。ダウンロードはこちら