葉緑素計 SPAD-502Plus(コニカミノルタ)

葉緑素計 SPAD-502Plus(コニカミノルタ)

発育状況の把握や追肥料の管理・低減に役立つ、軽量・ハンディタイプの葉緑素計!

 植物の健康度を知る上で必要な、植物の葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)量をSPAD値(葉緑素含量を示す値)として表す計測器です。

機種名 葉緑素計
型番 SPAD-502Plus
メーカー名 コニカミノルタ


  特長

トレンドグラフが表示できます

 測定データの時系列変化や、異常値の判断を一目で確認することが出来ます。



持ち運びに便利な小型・軽量タイプ

 ポケットにも入るコンパクトサイズですから、戸外での持ち運びにも便利です。


すばやく簡単に測定できます

 測定したい葉(試料)を測定ヘッドにはさんで、閉じるだけで測定できます。
 葉を切り取る必要もなく、生育過程中の同じ葉の同じ部分を部分を常に測定できます。


防水機能を備えています

 IPX 4(水の浸入に対する保護等級が4)ですから、雨の中での測定も可能です。

 ※水洗いや水に浸すことはできません。


省エネ設計です

 発光ダイオード(LED)光源の採用により、消費電力が少なく、しかも長寿命。単3形アルカリ電池2本で20,000回以上の測定が可能です。



  概要

  本器は、イネの葉に含まれている葉緑素計(クロロフィル)量を、葉をいためることなく簡単に測定できます。
  得られたデータをもとに、イネの栄養状態を的確に把握し、適切な施肥管理を行うことによって、品質の向上と収量アップ
  が図れるとともに、肥料の施用量低減」に効果を発揮します。
  手のひらに収まる軽量・コンパクト設計ですから、携帯にも便利です。




  SPAD(R)開発製品

 葉緑素計SPAD-502Plusは、農林水産省農蚕園芸局農産課の大規模経営体土壌・作物・生産物分析システム実用化事業(Soil & Plant AnalyzerDevelopment,
 略称SPAD) において、本事業の実施主体である(財)農産業振興奨励会、農林水産省農業研究センター・農業環境技術研究所および都県試験研究機関等の各
 先生方のご指導により、葉緑素計に続いて開発した葉緑素計です。



  用途

  農作物(主として水稲)の生葉




  各部の名称




  仕様

形式 2波長光学濃度差方式小型葉緑素計
測定方式 2波長光学濃度差方式
測定面積 2mm×3mm
挿入試料厚 最大1.2mm
挿入試料長 12mm(ストップ位置0~6mm 可変ストッパー付)
発光素子 LED2素子
受光素子 SPD1素子
表示 測定値:LCDデジタル4桁表示(小数点以下1位まで)
メモリデータの平均値演算表示可
表示範囲 -9.9~199.9 SPAD
メモリ機能 最大30個までの測定値データメモリ可
測定回数 20,000回以上(新品アルカリ乾電池使用時)LCDデジタル2桁表示
※メーカー試験条件による
測定確度 ±1.0 SPAD以内(常温常湿にて、0.0~50.0 SPADの範囲において)
50.0 SPADを超えると“*”表示
繰り返し性 ±0.3 SPAD以内(0.0~50.0 SPADにおいて 但し、試料の位置ずれは除く)
再現性 ±0.5 SPAD以内(0.0~50.0 SPADにおいて 但し、試料の位置ずれは除く)
温度ドリフト ±0.04 SPAD/℃以内
使用温湿度範囲 0~50℃、相対湿度85%以下(35℃のとき)、結露しないこと
保管温湿度範囲 -20~55℃、相対湿度85%以下(35℃のとき)、結露しないこと
電源 単3形アルカリ乾電池2個
寸法 78(幅)×164(高さ)×49(奥行)mm
重量 200g(電池別)
その他 警告ブザー付き
任意補正機能付き
 ※SPAD値:コニカミノルタ葉緑素計の指示値。葉緑素濃度と相関がある。



  構成品

標準構成品 本体(単3電池×2、ストッパー、ストラップ付)、ソフトケース、リーディングチェッカー、収納ケース、取扱説明書