ストラクチャスキャン SIR-EZ HR 3D(GSSI社)

3D可視化ソフト内蔵!
高性能コンクリート内部探査機が更に高精度に進化!
NETIS登録番号:CB-160009-VE

 「SIR-EZHR」は鉄筋コンクリート構造物内の密集鉄筋や配管・空洞やジャンカ等の位置と深さを正確に探査可能な高性能内部探査機です。
また、通常の2D断面表示に加え、本体画面にX線の様な3D可視化表示も容易な一体型レーダ方式の内部探査機です。
従来機では分析判定出来なかった、密集した配筋・電配管を更なる高周波技術の向上による多重反射波抑制(偽像)を図ることで探査可能となりました。真にプロフェッショナルが使用するに相応しい高精度内部探査機です。

機種名 ストラクチャスキャン
型番 SIR-EZ HR 3D
メーカー名 GSSI社


  特長

◎3D可視化ソフト『3D Viewer』内蔵!
 フイルム不要【片面から探査可能】・素早い探査【60p角約4分】
※ どなたでも探査可能【免許も不要】・安全で・スライス画像も簡単解析!

○CD管(壁の表面から)



○CD管(壁の裏側から) 上図表面探査の少し上部位置をコンセントボックスの裏面から探査

          

○スラブの電配


○デッキプレート




・高周波技術で高分解能
 密集配筋・配管の水平分解能を大幅改善、弊社従来機比約60%改善(深度100mmでピッチ間隔14mmも容易に目視確認可能)更に高深度300mm以上を実現!
多重反射波が極めて少ない鮮明画像が得られます。

・いつまでも最新装置で使用可能
 性能・機能のバージョンアップがソフトウエア(SDカード)で自由自在に更新可能(バージョンダウンも可能)

・高密度探査モード
 探査距離1p当たり8Scan(パルス発射数)の高密度探査が可能、密集鉄筋・配管を更に分解(1.25mm毎に探査)

・自動深度補正機能(ADC)
 再生時、自動で正確なかぶり厚を算出し含水率の影響が無い優れた精度で深度を補正します。(自動比誘電率測定)

・自動感度調整機能(AGC)
 測定中や再生時に自動で感度調整が一瞬に行え、理想的な探査画像が得られます。

・先進の防塵・防滴キャビネットを採用(IP64規格※)
 過酷な使用に耐え得るキャビネットを新たに開発。粉塵や雨天等の環境の悪い現場でも安心して使用可能。

・美しい5.7インチTFT高精細液晶
 ブライトコントロール4段階切り替えで、日差しの強い環境やうす暗い環境でも鮮明に画面表示ができます。

・コンパクト一体型の送受信ユニット
 測定中や再生時に自動で感度調整が一瞬に行え、理想的な探査画像が得られます。



○※IP64規格とは…

「IP規格」は、日本工業規格(JIS)や国際電気標準会議(IEC)の持つ「IEC規格」によって定められた電気機器の制御ボックスや操作ボックスなどの保護等級を表した規格のことです。
「IP64」の「6」は、防塵性の等級(6:粉塵が内部に侵入しない。)を示し、「4」は防水性の等級(4:いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない。)を示しています。



  主な機能

○画面表示例と説明


○誘電率の測定

                     誘電率の測定

「壁厚みなどでの深度校正」「自動誘電率機能」の設定により、測定者の経験値やカンに頼ることなく正確な誘電率の測定が可能です。(下図:「壁厚みなどでの深度校正」の表示例と手順)

誘電率の測定



○探索結果例

探査結果例


○装置概要

装置概要



  3D可視化ソフト 『3D Viewer』

フイルム不要【片面から探査可能】、素早い探査【60p角約4分】ができる3D Viewerを本体に内蔵。 
※ どなたでも探査可能【免許も不要】・安全で・スライス画像も簡単解析!


・SIR-EZ本体で3D表示が可能。

・透視画像とスライス画像がリアルタイム表示できる。

・フォトプリンタを使えば現場でもプリントアウトできる。

・設定値の変更(GAIN・誘電率・表示サイズ)


◎現場で活きる新機能
4センチ単位でのスライス表示が可能ですので、より正確な測定が行なえます。
3D Viewerを使用すれば、SIR-EZ HR本体で3D表示が可能となり、現場での作業効率が大幅にアップするでしょう。
SDカード方式なので、フォトプリンタを使用して、その場で鮮明な3D表示画像をプリントすることもできます。
JPEG形式での保存ができ、パソコンへも容易に取り込めます。



  報告書作成ソフト Report Editor Pro (オプション)

●windows10対応

●フォルダのツリー表示

●ナビゲーションカーブ機能

●波形データ全画面表示
今まで決まったサイズでしか表示することしかできませんでしたが、画面に合わせてデータを大きく表示することが可能になりました。

●鉄筋ピッチが明確に
ポイント情報に間隔の項目も追加されました!ポイントを打ってすぐに把握が可能になりました。

●Aモード波形の表示位置を変更可能に
表示位置を右、左、表示なしを選択可能に

●カーソル移動スピードが2段階に
十字キーでのカーソル移動が速くできるように
20m以下のデータしか開くことができませんでしたが、長距離データも展開可能に

●XTの電線管判別ユニット AC Line Tracにも対応!

●比誘電率以外の詳細な設定も保存可能に

●一度に開けるファイル数が増加

●徹底した「現場主義」のこだわり
今まで以上にデータ分析・報告書作成を効率化します。



〇ナビゲーションカーブを用いて鉄筋位置を判定!

鉄筋位置特定がより簡単に!直感的に!

Proには、ナビゲーションカーブ機能を搭載!比誘電率・深さに合わせて山形波形(ナビゲーションカーブ)が変化し、判定が難しい波形や、下部筋の位置特定に活躍する新機能です。

ナビゲーションカーブを用いて鉄筋位置を判定 ヒント1:Ctrlを押しながらポイントを打つと、ナビゲーションカーブが表示されます。
ヒント2:Shift キーを押しながらポイント入力操作をすると、カーソル付近のピーク位置にポイントが入力されます。


ゲイン調整

ゲインレベル・表層ゲイン・深層ゲインの3つからゲイン(画像データの濃淡)を調整可能です。

ゲイン調整


ポイント一括削除

Altキーを押しながらドラッグするとボックス選択が可能に。ポイントを一括編集・削除など行えます。
Shiftを押しながらポイントを複数選択し、一括編集・削除も可能です。

ポイント一括削除


比率変更

簡単に比率も変更可能です。

比率変更


Excel出力

Excelへの出力も簡単です。

Excel出力



〇Report Editor / Advanceとの比較

メニューが分かりやすい!

メニューが分かりやすい


大画面で表示が可能

大画面で表示が可能


開けるファイル数増加!

開けるファイル数増加


ポイントの編集が簡単!

ポイントの編集が簡単



  ハツリ作業安全装置 SHL (オプション) 

○レーザー光でハツリ深さを可視化


レーザー光で深さ方向に掘削ライン(ハツリ深さ)を可視化します。 レーザー光の掘削危険ライン、限界ラインをギリギリ見えるようにハツることで、鉄筋、配管に当たることなく、ハツリ作業・工事を進めることが可能です。

単品でのレンタルも可能!【ハツリ作業安全装置 SHL】





 仕様

○本体
測定方式 電磁波レーダ方式
測定対象物 鉄筋、塩ビ管、電線管、空洞等
測定深度 2〜300mm
カーソル精度 (垂直)0.1mm以下、(水平)2.5mm以下
水平方向輻射間隔 ノーマル測定 2.5mm 高密度測定 1.25mm
推定水平分解能力 カブリ:ピッチ=1:0.14以上(例:配筋深度10pで14o以下判定可能)
測定距離(一回の走査) 20m
データ保存量 SDカード2GB(4,800m)8GBまで対応
EZ本体内蔵メモリ 約2,800m
主な機能 自動ゲイン機能、自動深度補正機能、 オートターゲット、表示配色変更、
スクロール機能
最大走査速度 約40cm/s 速度アラーム付き
画面表示配色 白黒 3パターン カラー 2パターン
電源 バッテリー駆動(3時間但しLED低照度)
連続使用時間 バッテリーで約3時間
外部接続 PC(専用ソフト必要/USB接続)
モリ形態 SDメモリカード
外形寸法 154(W)×175(H)×232(L)mm
重量 約1.5s(バッテリー装着時)
備考 アンテナ・制御PC・表示部一体型レーダ


○Report Editor Pro(オプション)
※インストールするには、以下のPC環境が必要です。
CPU 1GHz以上の32ビット(x86)、または、64ビット(x64)
RAM 1GB RAM(32ビット)、または、2GB RAM(64ビット)
ハードディスク領域 16GB(32ビット)、または、20GB(64ビット)
グラフィックスデバイス WDDM1.0以上のドライバーを搭載したDirectX9グラフィックスデバイス
OS Microsoft Windows 10、または、Windows 8.1、Windows 7 (日本語版)
必要なアプリケーション Microsoft Excel 2016、または、Excel 2013、Excel 2010、Excel 2007
PDFを表示可能な関連付けされたアプリケーション
推奨システム
CPU 2コア以上の64 ビット
RAM 4GB RAM


○ハツリ作業安全装置 SHL(オプション)
仕様項目 緑ライン 赤ライン
光源 可視光半導体レーザー532nm 可視光半導体レーザー635nm
モジュール数 CONE Module1個 4個
レーザー出力 クラス2M クラス1M
レーザーライン:1mW 以下
自動補正機能 電子水準センサー方式
制御機能 モーター制御方式
レーサーライン指示精度 度 ±1mm/7m
水平ライン距離 ±2mm/30mm
電源 リチウムイオンバッテリー(3400mAh)
連続使用時間 緑ラインのみ点灯:約11時間 赤ラインのみ点灯:約22 時間
2色ライン点灯:約8時間
サイズ/重量 110mm×134mm / 1.4kg(バッテリー含む)
動作温度範囲 -5℃〜+40℃


  構成品

標準構成品 本体(ストラップ付)、SDカード(本体挿入済)、バッテリー×2、充電器セット(充電器、ACアダプタ)、グリッドシート(30×30cm、60×60cm 各1)、収納ケース、取扱説明書


  オプション品

オプション
(Report Editor Pro)
Report Editor Pro(CD-R、USBドングルキー、取扱説明書)
報告書作成ソフト Report Editor Pro アスファルト舗装厚管理機能付き(CD-R、USBドングルキー、取扱説明書)
ハツリ作業安全装置 SHL(本体(バッテリー装着済)、三脚、ACアダプタ、収納ケース)