GPS対応型精密音響測深機 TDM-BⅡ-F(タマヤ計測システム)

GPS対応型精密音響測深機 TDM-BⅡ-F(タマヤ計測システム)

TDM-BⅡ-F(フルタイプ)

 階調表示、ステップ式紙送り速度、縮尺の追加など、記録部の性能が向上し、より使いやすくなりました。また、GPS測量機との同期性もアップし、GPS深浅測量向きです。

機種名 GPS対応型精密音響測深機
型番 TDM-BⅡ-F
メーカー名 タマヤ計測システム


  特長

● サーマルヘッド+感熱記録紙
 慣性の影響による記録の変動がなく、同期誤差が発生しません。


● 記録紙上に自動印字
 時刻、水深値、レンジ、音速補正値、縮尺などをプリントできます。


● 小型軽量のコンパクト設計
 重さわずか7kg


● 音速度補正
 バーチェック時の設定深度の音速補正値を登録しておけば、自動補正できます。


● 深浅測量用データコレクタTDC-9BとBluetooth接続
 ケーブルレスで測深データの取り込みができます。


● 見やすいデジタル深度LED表示

見やすいデジタル深度表示



● 低消費電力設計
 内蔵バッテリで連続6時間稼動可能。自動車用バッテリも使用できます。


● 時間マーク印字機能
 記録紙に時間マークを印字、外部出力できます。


● 自動シフト/手動シフト
 自動シフトの場合、シフト範囲が印字され、記録紙幅の大小を感じさせません。



  深浅ソフト搭載型データコレクタTDC-9B(オプション)

 TDM-9000Bとコンパクトな観測システムを構成できます。
 データコレクターTDC-9Bは、ハンディサイズで防滴・防塵の耐候構造により、TDM-9000Bの計測データを船上でも正確に効率よく収集できます。
 また、測定したデータは、本体とメモリーカードに大容量データを蓄積することができます。

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  仕様

モデル 標準仕様
TDM-BⅡ-F(フルタイプ)
記録縮尺 1/100  1/200
測定範囲 アナログ 送受波器下から0.65~100m(平坦時)
デジタル 送受波器下から1.00~100m(平坦時)
測定精度 ±2cm±水深×1/1000
記録紙 感熱記録紙 幅112mmx長さ25m
目盛り線 10cm、1m(1/100縮尺時)
紙送り速度 15、30、45、60、90、120、240、360mm/分
送受信周波数 200KHz±3KHz
送受波器の指向角 半滅全角 約6度
感度調整 自動調整(手動調整可能)
音速補正 1300~1599m/sに対し、1mステッブ切り替え
吃水調整範囲 0.0~9.9m
記録紙上印字出力 時刻、水深値、音速補正値、縮尺等 印字可能
深度出力 RS-232C 連続、4800BAU 8BIT STOPBIT2(通信条件変更可能)
LCD表示部 時刻、水深値、レンジ、音速補正値、吃水値、感度値
LED表示部 深度表示(m)
Bluetooth接続機能 あり
使用電源 DC12V(内蔵バッテリまたは外部バッテリ)
消費電力 12V 0.65A
使用時間 連続約6時間
外形寸法 391W×257H×147D mm
重量 7kg(バッテリ内蔵)
付属品 送受波器、舷側金具、充電器、遠隔固定線押釦ケーブル、記録紙5本



  構成品

標準構成品 本体(内蔵バッテリー)、舷側金具、リモートマーカー、充電器、外部バッテリーコード、予備記録紙、データ転送ケーブル(RS-232C)、送受波器(パイプ固定用ネジ4個付)、送受波器収納袋、チェックバー、収納ケース、取扱説明書

(1)送受波器 タマヤ送受波器はバーが二つ折りになるので収納が簡単です。ライトバン・乗用車に無理なく収まり、スペースを取りません。
(2)(4)舷側金具 タマヤ舷側金具は、ほとんどの小型船舶の舷側に合うように設計されています。ボルト2本で簡単に取り付けができます。
(3)チェックバー タマヤチェックバーは、「バーチェック法」により、音速補正値を算出するときに使用します。