ハンドヘルドデータロガー TC-32K（東京測器研究所）

　 特長

　最大5チャンネル※のセンサモード、係数、イニシャル値の設定と測定データの記録が可能で、複数の現場を移動しながらデータを収集する場合などでもデータ
　整理が容易です。
　インターバルタイマ、データメモリ、さらにはコンパクトフラッシュカードによる記録や、パソコンと接続してコントロールやデータ転送も行えます。
　抵抗および絶縁抵抗のチェック機能により、ひずみゲージや変換器などのチェックにも使用できます。

　※「5チャンネル同時接続」の場合、オプションのスイッチボックス CSW-5Aが必要となります。
　　 お申し付けください。

• ・高輝度LCD、日本語表示で簡単操作
• ・インターフェースは、USB、RS-232Cを搭載
• ・コンパクトフラッシュカードへは測定データと設定内容が記録できます
• ・ひずみ、直流電圧、熱電対、白金測温抵抗体抵抗の測定
• ・絶縁抵抗測定もできるのでセンサのチェックにも使用可能
• ・1G4W対応（1ゲージ4線式ひずみ測定法）
• ・ひずみの完全な補正法搭載
• ・TEDS対応
• ・ばら線の接続もワンタッチ
• ・インターバルタイマによる自動測定
• ・低消費電力、電源は単3形電池4本で、現場での交換が容易
• ・2軸傾斜計用アダプタIA-33、IA-32との組合せ可能

ひずみ、直流電圧、熱電対、白金測温抵抗体などのマルチ測定

● TEDS対応によりセンサの測定容量や定格出力などのパラメータを自動認識

　・TEDS対応変換器の荷重計をワンタッチで接続
　・TEDS機能の利用には、接続するセンサがTEDS対応の仕様になっているものが必要となります。

● 1ゲージ4線式ひずみ測定法に対応
　モジュラープラグ接続を用いる 1ゲージ4線式ひずみ測定法(特許)に対応。


● コンパクトフラッシュカード

　データを記録するコンパクトフラッシュカードはアダプタ不要で直接挿入、直接書き込みができます。
　設定内容を記録することもできます。また、カードからファームウェアのバージョンアップができます。

　 概観寸法図

　 よくある質問

スイッチボックスとの組み合わせで、4台同時にロギングすることは可能でしょうか？

Answer!

可能です。

ピークホールド機能はついていますか？

Answer!

機能として付属されておりませんが、インターバル測定をすることで、後からデータとして確認をすることができます。

スイッチボックスを使用すると、同時にいくつかのCHを表示させることはできますか？

Answer!

CHを切り替えて、1CHずつ表示することになります。

　 仕様

測定点数
1点：単体	NDISまたはワンタッチ端子からのセンサ入力
5点：CSW-5A組合せ時	CSW-5A、CSW-5A-05
使用センサ
熱電対測定	熱電対T 熱電対K 熱電対J 熱電対B 熱電対S 熱電対R 熱電対E 熱電対N リニアライズデジタル演算 JIS C 1602-1995
電圧測定	DC 300mV ±300mV DC 30V ±30V DC Auto ±30V ※1 入力インピーダンス V 1/1 500MΩ以上 V 1/100 1MΩ以上
白金測温抵抗体	Pt 3W リニアライズデジタル演算 JIS C 1604-1997 Pt100

　※1 本体からの1CH測定のみ測定範囲

　 構成品

標準構成品	本体(TC-32K 単3電池×4)、CFカード(本体に内蔵)、カードリーダー、ACアダプター、収納ケース、取扱説明書