サム・スチールチェッカー D-200(立花エレテック)

サム・スチールチェッカー D-200

異材混入防止に最適な 鋼材の材質チェッカー

 あなたがお使いになる鋼材の材質に異材混入はしていませんか?
本製品は、(財)日本建築センターの検査機器性能評価委員会から評価を受けた旧製品(M-100型、D-100型)の準拠製品です。

機種名 サム・スチールチェッカー
型番 D-200
メーカー名 立花エレテック


  特長

  • ・非破壊で測定可能
  • ・ポータブル
  • ・材質の異なる鋼材を仕分けしたいとき。
  • ・熟練不要(1回の測定時間は約5秒)



  用途

  • ・ミルシートと鋼材現品との一致を確認したいとき。
  • ・切断した鋼板などが切断前と同一材であることを確認したいとき。
  • ・材質の異なる鋼材を仕分けしたいとき。
  • ・材質不明の鋼材の材質を推定したいとき。



  注意事項

 測定にあたっては次の事項をご注意ください。

  • ・鋼材表面の黒皮、錆を除去すること。
  • ・測定箇所の水濡れは拭き取ること。
  • ・鋼材に交流電流が通電していないときに測定すること。
  • ・鋼材温度が5℃~35℃のときに測定すること。
  • ・同一箇所で3回以上測定した値の平均値を取ること。
  • ・測定箇所の鋼材厚さは2mm以上であること。
  • ・測定箇所として急熱急冷された部分を避けること。
  • ・プローブの取扱いは慎重に行い、センサー針を折損することないように注意すること。



  よくある質問

Q:塗膜上からの測定は可能ですか?
A:塗膜上からの測定は不可能です。 
 塗膜をはがす必要があります。


Q:測定物の成分を調べることはできますか?
A:鋼材の電気抵抗を測定して鋼種の識別する機器のため、成分分析を目的として使用することは、できません。ご注意ください。


  仕様

表示方法 デジタル表示形式
外形寸法 140×200×60mm(本体寸法)
重量 約2.4kg(本体及びプローブ)
電源 バッテリー内蔵
仕様温度範囲 0℃~+40℃
測定鋼材温度 5℃~+35℃
保存温度範囲 -10℃~+50℃
湿度 80%RH以下
連続測定回数 5秒測定で300回
測定可能範囲 軟鋼からステンレスに至る各種鋼材及び合金



  構成品

標準構成品 本体(D-200)、プローブ(P-200)、プローブケーブル、接続ケーブル、標準サンプル片(SS41/旧JIS表記)、標準サンプル片(SM50/旧JIS表記)、シリアルケーブル(RS-232C)、キャリングケース、直流電源装置(C-200)、ACコード、棒ヤスリ(丸)、棒ヤスリ(半丸)、棒ヤスリ(平)、紙ヤスリ(粒度80)×2、紙ヤスリ(粒度180)×2、収納ケース、取扱説明書(D-200用)、技術資料