
| ガードレール支柱や道路標識柱の根入れ深度を迅速に測定「NST-2/LT」は500KHzの表面波を高効率に発生させることで、被測定物の塗装やメッキを剥すことなく測ることができる、高精度な非破壊検査測定機器です。「NST-2LT」のセンサーを支柱にあて、超音波を入射し、その反射によって地中埋設深さを探査する機材です。(鋼製防護柵および地山補強鉄筋)防護柵支柱の他、ロックボルト、アンカーボルトや矢板の測定も可能です。 | ||||||
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NST-2(従来品)に比べ、NST-2/LTは、送信パワーの大幅な増大に加え、フィルター機能の強化、処理速度の向上を図るとともに、更なる操作性の向上や小型軽量化を実現するためにデザインを一新し、斬新な肩掛け方式(ショルダータイプ)を採用されております。
また、平成22年3月に国土交通省から通達された非破壊試験による鋼製防護柵の根入れ測定要領にも準拠していますので、根入れ深さ測定の業界標準器として広くご使用いただけます。
 
 

            測定画面例

超音波プローブから管に発信した振動は、管の長手方向に進みます。
      振動は管の端面で反射し、逆方向へ進みます。
      反射してきた振動を超音波プローブで受信します。
振動を発信してから受信するまでの時間を、管の音速で割ることにより、超音波プローブからの管の端面までの往復距離を算出します。
      往復時間の半分が、超音波プローブから端面までの距離になります。

※管の端面以外からの反射も存在します。例えば…管内部の錆・管の傷・穴等です。
      正しい検査のためには、これらの反射波を端面エコーと間違わないように注意が必要です。

| 振動子周波数 | 500KHz(標準) | 
|---|---|
| AD変換 | 5MHz、25MHz(max) | 
| AD分解能 | 16bit | 
| 駆動電圧 | 300~500V | 
| 駆動方式 | スクエア・スパイク切替可 | 
| データ長 | 15,000~97,000(max)設定可 | 
| データ加算 | 100(max)設定可 | 
| 内蔵電源 | リチウムイオン充電池(74VA) | 
| 連続動作時間 | 約10時間以上(満充電) | 
| 標準構成品 | 本体(NST-2/LT)、タブレットPC(本体に取付済)、ACアダプタ・電源ケーブル1組(本体用)、ACアダプタ、電源ケーブル、USBケーブル1組(USBケーブル付)、標準プローブ、プローブケーブル、NST-2データ処理ソフトウェア(CD-ROM)、接触媒質(ソニコート)、取扱説明書(本体・根入れ位置判定基準書・測定の紹介、測定原理測定のためのノウハウ・計測結果データシート)、収納ケース | 
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| オプション品 | P波5M 15φ探触子 5C15NR | 縦波のセンサー、ロックボルトの測定等に使用可能です。 | 
|---|---|---|
| SHセンサ500KHz(フラット型) | センサがフラットなため、角柱を測定可能です。 |