電磁式膜厚計 Pro-1（サンコウ電子研究所）

　 特長

● コンパクトボティ
　軽く、コンパクトなボディにメータをタテ方向にレイアウト。片手にピッタリフィットして、現場での測定にも最適です。


● カンタン操作
　使い慣れたダイヤル式のゼロ、標準調整方式。右手でプローブを操作しながら、左手でダイヤル操作もできるダイヤル配置で、調整操作がグッとカンタンに
　なりました。


● ワイドレンジ
　測定範囲は、従来のままのワイドレンジ。メッキなどの薄い膜厚（μmレンジ）から、5mmまでの厚いライニング膜厚（mmレンジ）の測定にも対応します。


● データ互換
　プローブは、従来器種と同一仕様を採用。これまでの膨大なデータ資産を無駄にしません。


● CVD磁極
　磁極には超耐摩耗性のCVD処理磁極を採用。ハードな使用にも、長時間、初期特性と高い再現性を維持します。

　 用途

　鉄素地※上の塗装、ライニングなどの絶縁性皮膜やメッキなど非磁性金属皮膜の膜厚を非破壊測定する電磁式膜厚計です。国内の各公団、団体、宮内庁、
　研究所、各種法人などの規格、内規、基準ならびにASTM、ISOなどの海外規格にも適合する2点調整方式を採用しています。

　※鋼・フェライト系ステンレス（SUS 430など）を含みます。


● 塗装
　部品、機器類、スチール家具、家電製品、自動車など
　橋梁、船舶、鋼構造物などの重防食塗膜


● ライニング
　樹脂・タールエポキシ、ゴム、ホーローなど


● メッキ
　クローム、亜鉛、銅、スズなどの非磁性メッキ（電解ニッケルメッキを除く）


● メタリコン、パーカライジング、酸化膜、溶射膜など


● 樹脂フィルム、非磁性金属箔の厚み測定
　鉄を基盤として測定

　 仕様

測定方式	電磁誘導式
測定対象物	鉄素地*上の絶縁性皮膜および非磁性金属皮膜 （*鋼・SUS 430などのフェライト系ステンレスを含む）
測定範囲	0～500μm・0.2～5mm（2列目盛）
測定精度	均一面に対して±2μmまたは指示値の±5％
プローブ	1点定圧接触式 φ17×66mm、Vカット付 磁極：超耐摩耗CVD、処理磁極
電源	単4乾電池（1.5V）×6
使用温度	0～40℃（結露しないこと）
寸法重量	105(W)×48(H)×165(D)mm、 500g

　 構成品

標準構成品	本体（単4電池×6）、プローブ、標準厚板（200μm、2mm（標準版ケース））、取扱説明書、収納ケース（ソフトケース）、ゼロ板

構