3次元超音波風向風速計 SAT-600(ソニック)

3次元超音波風向風速計 SAT-600(ソニック)

3次元・超音波でレスポンスの良い風向風速測定が可能
(気象庁検定合格品)

 水平・鉛直の3次元で計測することができます。従来の2次元水平風向風速計では困難な鉛直成分風速(吹き上げ・吹き下ろし)の立体的な観測が可能です。

機種名 3次元超音波風向風速計
型番 SAT-600
メーカー名 ソニック


  特長

  • ・新型センサーの採用により、耐環境性能の向上を実現。
  • ・水平風向風速に加え、鉛直成分風速(吹き上げ・吹き下ろし)の3次元風速の測定が可能。
  • ・微風から強風域まで、ハイレスポンスでリニアリティの高い測定が可能 。
  • ・稼働部が無いため、強風時においても破損の恐れがありません。



  用途

  • ・大気拡散観測。
  • ・建築・土木の安全管理用。
  • ・環境観測用。
  • ・低層気象及び局地気象観測。
  • ・交通機関の安全運転用。



  寸法図




  よくある質問

通常北を0°、南を180°としますが、 360°までにすると、北向きの風が吹いているときに、0°、360°付近を繰り返すので、
平均すると180°となってしまい、南向きの風と誤認してしまいます。

Answer!

ご心配なく!防ぐために、0°:北、180°:南、360°:北、540°:南 まで計測する仕組みになっています!



  仕様

測定方式 時分割送受切替型超音波パルス方式
演算方法 超音波伝播時間逆数差演算方式
測定レンジ 【風速】0~60 m/s(1,2,5,10,15,20,30,40,50,60m/sより任意に設定可能)
【風向】0~540゚
精度 【風速】±(読み値の3%+0.05m/s)
【風向】±3゚
出力分解能 【風速】0.01m/s
【風向】0.1°
測定繰り返し 4回/秒
デジタル出力 RS-422(出力信号の任意の要素を出力可能)
アナログ出力 0 - 20mAまたは4 - 20mA(4ch)(出力信号の任意の4要素を選択)
出力信号 瞬間風速(Ui)、瞬間風向(θi)、瞬間垂直風速(Wi)、瞬間成分風速(Xi,Yi)、ベクトル平均風速(Um)、ベクトル平均風向(θm)、平均垂直風速(Wm)、スカラー平均風速(Us)、平均成分風速(Xm、Ym)、3秒移動平均風速(U3)
平均化時間 1~15分(1分毎に設定可能)
保護回路 過電流保護、雷災保護
主材質 ステンレス
塗装色 シルバーメタリック(マンセルN8相当)
使用温度範囲 -20~+50℃
使用湿度範囲 10~95%RH(結露しないこと)
電源 DC24V 約4W
デジタル出力詳細 【通信速度】 1,200、2,400、4,800、9,600、19,200bps
【データ長】 8bit
【パリティー】 なし
【ストップビット】 1bit
【出力形式】 ASCII
【出力要素】 各風速成分をCSV形式で出力
寸法 寸法図参照
重量 約4.5kg



  構成品

標準構成品 超音波風向風速センサー(SAT-600)、電源信号変換器(SAT-PJBA:RS-232C、電源ケーブル付き)、屋外雷災保安器(SAT-SPS)、取付用フランジ(ボルト×5付)、取り付け用締め付けベルト×2、L型アングル×2(雷災保安器:ボルト×4)、SAT接続ケーブル(JCS-50S(50m))、SAT接続ケーブル(JCS-20S(20m))、専用ソフトウェア×2(CD-R)、USBシリアルケーブル、気象庁検定書、取扱説明書、センサー用収納ケース
 ※対応最新OS:WindowsXP