紫外線強度計 UVR-300（トプコンテクノハウス）

　特長

広範囲な検出感度の実現

　検出感度：0.1～280,000μW/cm2

キーボードによる測定モードの選択が可能

• ・補正係数 (C.C.F.モード)
  　補正係数の入力により、測定値に補正を加えることができます。
• ・積算測定 (mJ/cm2モード)
  　積算機能で紫外線照射量が簡単に測定できます。
• ・偏差測定 (△モード)・パーセント測定 (%測定)
  　基準紫外線量に対する偏差パーセントを算出し、表示します。

USB端子付き

　USB端子付きですので、パソコンによるデータ収集が可能です。

　 用途例　

● 光化学反応を含む分野における光量測定

• ・半導体製造用フォトレジスト
• ・印刷・製版用感光材
• ・光退色
• ・太陽電池の特性評価
• ・製品の劣化試験

● 光放射のバイオ反応を含む分野における光量測定

• ・紅斑・色素沈着
• ・白斑病治療・光過敏症診断
• ・家畜・魚類の成育促進・制御
• ・直物の徒長抑制
• ・光合成

● 光電気反応を含む分野における光量測定

• ・電子写真露光
• ・電子写真焼付

● 食品加工、美容、学術研究等における殺菌作用の測定と分析(UD-250)
　※その他、調整・検査・研究・開発のために使用できます。

　 対象光源例

• ・健康線用蛍光ランプ
• ・光重合用ランプ
• ・ブラックライト(UD-360)
• ・複写用ランプ
• ・キセノンランプ
• ・蛍光ランプなど
• ・殺菌ランプ(UD-250)
• ・高圧水銀ランプ
• ・超高圧水銀ランプ

　 受光部

　UD-250 (220～300nm)、UD-360 (310～400nm)

　受光部ユニットは、測定波長域の違いによる2タイプを用意。
　表示部はいずれも共通してご使用いただけます。

　UD-250でUV-C波の大部分、UD-360でUV-A波が測定可能
　※UV-B波は測定できません。

　 分光特性

　※分光応答度および斜入射光特性のグラフは代表的な値です。個体ごとに多少特性が異なります。
　※紫外線強度計で校正光源と異なる分光特性をもつ光源を測定した場合、その値は絶対値ではなく相対値となります。
　　相対値測定の例としては、UVランプの劣化管理、UV照射装置の照度ムラ測定などがあります。

　 システム寸法図

　 仕様

表示範囲	0.1～280,000μW/cm2　オート／マニュアル4段レンジ
表示	4桁　LCD
直線性	±5％ of rdg.　±1　digit　(オートレンジ)
測定波長域	UD-250　220～300nm UD-360　310～400nm
斜入射光特性	UD-250 UD-360 30℃ ±3% ±3% 60℃ ±15% ±10%
温度特性	±3％以内 (-10～40℃　23℃基準)
湿度特性	±3％以内
アナログ信号出力	0～3Vmax、1mV/1digit
インターフェイス	USB(仮想COMポート)
電源	単3電池2本
使用条件	温度　-10℃～40℃ 湿度　85％RH以下
外形寸法	約195mm×70mm×33mm(受光部を含む)
質量	約260g(受光部、乾電池を含む)
検出素子	シリコンフォトダイオード
校正光源	UD-250　GL-15(殺菌ランプ) UD-360　FL20S・BLB(ブラックライト)

　 構成品

標準構成品	本体、受光部UD-250(本体装着)、受光部用キャップ(本体装着)、レザーケース、延長ケーブル、ACアダプタ、アナログ出力プラグ、USBケーブル、取扱説明書(紙･CD-R)、クイックマニュアル･ソフトマニュアル、収納ケース、MT-100※

　※ソフトウェアは、メーカーサイトよりダウンロードしてください。メーカーサイトはこちら