独自の波形認識技術により、測定精度を大幅に向上15MHzの高周波トランスデューサーにも対応し、今まで測定することができなかった、わずかな軸力の違いも正確に測定することができます。測定できるボルトは、M5以上、全長12mm~2440mmのボルトで、ほとんどのボルトを測定することができます。 |
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測定対象のボルトが以下の条件を満たしていることを、事前にご確認ください。
①ボルトの形状として、先端及び頭の端面が平らであること
②探触子の径よりも、測定対象のボルトが太いこと
※サイズの小さな探触子も、オプションにてご用意しております。
計測対象ボルトは、超音波の特性上両端面が平らである必要があります。
お客様のほうで対象ボルトを加工していただく場合には面粗度:1.6a(6.3S)以下、両端面の平行度:180度±1度以下になるようにしてください。
ボルトを強く締め付けると、その分ボルトにわずかな伸びが生じます。このとき、ボルトの伸びた長さと元に戻ろうとする力(軸力)は比例関係にあります。 超音波ボルト軸力計は、まず超音波によって伸びを測り、伸びた長さに材料ごとの係数(ロードファクター)を掛けることで軸力を計算しています。
したがって、測定範囲の上限値は特に無く、ボルトが伸びていればその分の力が掛かっていることが分かります。 また、超音波による長さ測定の下限値が0.1μmなので、0.1μm×(ロードファクター)が軸力の測定下限値となります。
測定方式 | パルスエコー | |
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測定単位 | 【軸力】KN/KIP 【伸び】mm/inch 【応力】Mpa/kpsi 【ひずみ】% 【時間】ナノ秒 |
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表示分解能 | (軸力)0.01KN、(伸長)0.0001mm | |
データ保存 | 8,000点(ボルトグループ、波形、軸力、時間、伸長、ストレスの各データを保持) | |
ボルト材質条件 | マテリアルリストより選択 | |
データロガー | 【設定条件】64設定保持 【メモリー】16メガバイト PCソフトウェア付属 |
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超音波仕様 | 【周波数】1~10MHz(自動認識) 【音速範囲】1,250~13,995m/sec 【Aスコープ】RF波形/正半波整流/負半波整流 【測定モード】パルスエコ(スタンダート)、パルスエコゲート付き(ファインアジャスト) 【ゲイン】40db(手動/自動) 【タイミング】10-bit 250MHz デジタイザ |
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表示 | 【表示方式】ELバックライト付き(ON/OFF/自動) 【リミットバー】Hi/Lowアラーム バーグラフ |
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パルス幅 | 3段階調節 | |
出力 | RS-232C(専用ソフトウェア付属) | |
動作温度範囲 | -10~+60℃ | |
電源 | 単3アルカリ乾電池3本 150時間動作、オートパワーオフ機能(5分後)、電池残量表示 | |
温度センサー | 音速自動補正 | |
トランスデューサー | 1~10MHz | |
表示寸法 | 62×45.7mm 240×160ピクセル | |
本体 | アルミボディ | |
寸法 | 63.5(W)×165(H)×31.5(D)mm | |
重量 | 385g |
測定ボルトの径 | M12以上 ※ | |
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ボルト長測定可能範囲 | 約30~2,000mm | |
周波数 | 5MHz |
標準構成品 | 本体、探触子(5MHz)、ケーブル、温度センサー、カプラント、PC接続ケーブル、USBシリアルケーブル、通信ソフト(MiniMAX View)、USBシリアルケーブル ドライバーCD、取扱説明書(BOLT MAXⅡ)、取扱説明書(引張試験機でロードファクター算出)、取扱説明書(計算でロードファクター算出)、取扱説明書(ボルト伸び測定手順)、取扱説明書(MiniMAX View 使用方法)、収納ケース、単3電池×4本 |
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オプション品 | トランスデューサ1/8インチ BT-41 5-18 |
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