打音検査装置 CHES-PEAⅡ(シスミック)

打音検査装置 CHES-PEAⅡ(シスミック)

自動ハンマー打撃で打音を集音・解析!
建造物の異常(剥離・空洞)を数値で表示・記録

 自動ハンマーによる打撃により行われます。打撃による打音結果値は打音第一波の半波長の長さを1μs単位で液晶ディスプレイに3桁の数値で表示します。測定中、収録データをパソコンにリアルタイムで出力可能です。

機種名 打音検査装置
型番 CHES-PEAⅡ
メーカー名 シスミック


  特長

 自動ハンマーによる打撃により行われます。打撃による打音結果値は打音第一波の半波長の長さを1μs単位で液晶ディスプレイに3桁の数値で表示します。
 (特許取得済みの打音検査法)
 同時に取得データ周波数を1/4にした電子合成音を1/10秒間発生し、イヤホンで聞きながら「ピッ」「ポッ」と言うような電子音で取得データの確認ができま
 す。また正常な箇所での基準値に対し打音検査値が、変化した場合(不良箇所)段階に応じ3色のLED表示とブザーによる警報を発信します。

 ※記憶データとして取り出すことも可能です。なおパソコンに取り出す場合は専用ソフトが必要です。

  • ・収録データ、最大 7700 ポイントまで記録(測定値のアドレスが表示されます。)
  • ・測定中、収録データをパソコンにリアルタイムで出力可能!



  使用方法

 (1) “①乾電池”、または“②ACアダプタ差込”に ACアダプタを接続し電源の準備を行って下さい。

 (2) 打診部をケーブルの“③コネクタ”に、もう一方を“④コネクタ差込”に接続して下さい。

 (3) 電源“⑤電源ボタン”を押して電源投入して下さい。

 (4) 打診部を良好箇所に当て基準値“⑥基準値取込ボタン”を押し、基準値の取得をして下さい。
   ハンマーが4回動作してデータを4回収録、最大値と最小値を除き2個のデータの平均を取り、その値を基準値として、ディスプレイ(“⑦基準値”)に表示
   します。基準値取込み後、“⑧計測可能表示ランプ”が点灯します。

 (5) 次に“⑨計測開始”ボタンを押すとデータの収録を行い、測定値が“⑩測定値”に表示されます。(3秒以上長押しした場合は連続測定)

 (6) 測定データが基準値に対して監視し、値が+-にずれた場合下記表のようにDATA LEDを“⑪ランプ表示”に点灯させます。
LED 基準値に対しての%(+-)
0~15%
16~39%
赤1 40~79%
赤2 80~119%
赤1+赤2 120%以上
   (“⑫ブザー on off スイッチ”で上記の赤1以上のものをブザーにて告知することも可能です)

 (7)測定を停止した後、メモリ/アドレスカウンタ“MEMORY”ボタンのCOUNT+、-スイッチを押しますと収録されたポイントのデータがディスプレイに表示
   されます。(データ収集後にパソコンへのデータ転送も可能です)




  仕様

● 計測部
形状 230mm(W)×170mm(D)×100mm(H)
PELICAN 1150 CASE(防水・耐衝撃)
使用電池 ニッケル水素単3×4(充電器附属)アルカリ単3×4も可能。
計測数値 020μs~999μs(取得データは小数点以下を四捨五入します。)
データ分解能 0.2μs(取得データは小数点以下を四捨五入します。)
記憶データ数 7700ポイント
データ処理 測定中もリアルタイムにPCデータ転送。電池をはずさない限り電源スイッチをOFFにしてもデータは記憶。後でPCに転送も可能です。

● 自動ハンマー部
形状 φ45mm×170mm(突起部除外)の円柱状
(集音:防水されたコンデンサマイクによる集音)
打撃 φ10mmの円柱状ステンレス製ハンマーをソレノイドにより駆動、打撃ストロークは4mm、打撃周期は2Hz固定です。
イヤホン 附属のイヤホンをハンマー部のジャックに差し込むと電子合成音を聞くことができます。また音量調節もできます。
付属ケーブル 2m
重量 250g



  構成品

標準構成品 計測部、ハンマー、接続ケーブル、イヤフォーン、USBケーブル、ACアダプター、通信ソフト(CHESPEA)、充電器、充電池単3×4本、予備充電池単3×4本、取扱説明書(CHES-PEAII)、取扱説明書(CHES-PEAIIソフトウェア)、収納ケース
 ※対応最新OS:Windows7