自動天頂鉛直器 ZL(ライカジオシステムズ)

自動天頂鉛直器 ZL(ライカジオシステムズ)

こちらの製品は取扱い終了致しました。


測量・建築・鉱山での精密な求心用の自動天頂器です
他の鉛直器と比較して高精度の鉛直管理が可能

 建設中の高層ビルなど、高精度の鉛直精度を必要とされる場所で使用します。構造物の上部に設置された計測点(ターゲット)を鉛直器で覗くことにより、ずれの確認ができます。また、レーザーアイピース(DL2)と一緒に使用すれば、ターゲット側での確認が可能になります。標準偏差は100mで0.5mm(1:200,000)と高精度で、整準盤は着脱式です。

機種名 自動天頂鉛直器
型番 ZL
メーカー名 ライカジオシステムズ

     
※レーザーアイピースはオプションとなりますので別途お問い合わせください。


  特長

・建設中の高層ビルなど、高精度の鉛直管理に。
・他の鉛直器と比較して高精度の鉛直管理が可能。
・自動補正装置が、素早く高精度に天頂鉛直方向を決めます 標準偏差は、100mで0.5mm(1:200,000)。
・鉛直精度は上方向±0.5mm/100mで高精度で整準盤GDF21は着脱式。直角に装備した自動補正装置が、素早く高精度に鉛直方向を決めます。
・オプションのレーザーアイピース(DL2)を使用すると、触れることができない表面を、レーザー・スポットをターゲットとして測定できます。レーザー測定範囲昼間150m、夜間400mの長距離照射。



  用途

・超高層ビル建築鉛直管理。
・高煙突の鉛直管理。
・橋梁工事鉛直管理。
・タワー建築鉛直管理。
・エレベーター管理。
・シールド縦坑鉛直測定移設。
・2台を併用することでねじれ管理に使用。



  実績

・ジャッキアップ工法でのビル建築に使用(ZL+DL2)。
・煙突建設で使用(ZL)。


 天頂天底鉛直器「ZNL」との比較

天頂天底鉛直器「ZNL」との比較データです。

項目 ZL(自動鉛直器) ZNL(天頂天底鉛直器)
倍率 正像 24× 正像 7×
最短合準距離 0.9m 0.35m
視界(100m) 3.2m 10m
自動鉛直補正機構 範囲:10′
精度:0.3″

気泡管精度 30″/2mm
鉛直度精度 1/200,000
0.5mm at 100m
1/30,000
1mm at 30m
重量 3.1kg 1.6kg



  仕様

機構部
視準線の設定方法 自動
精度 ±1:200,000(±0.5mm(100mの場合))
自動補正装置 2方向
作動範囲 〜10′
設定精度 0.3″
気泡管感度 4′/2mm
温度範囲 操作時:−20〜+50℃
保管時:−40〜+70℃
望遠鏡部 正像
倍率 24×
対物レンズの口径 36mm
100mでの視野 3.2m
最短合焦距離 0.9m
自動補正装置 2方向
   
重量 本体2.3kg、整準台0.8kg、コンテナー2.5kg
レーザーアイピース(DL2)
※オプション
電子部
レーザーの発生源 レーザー・ダイオード
波長 波長:635nm
DL2の電源電圧 12V/DC
照度調整器の電源電圧 9〜16V/DC、(定格電圧:12V)
照度調整器から出力電圧 12V/DC
電流 80〜100mA
照度調整器からセオドライトへの転送 可能
照度調整器を経由したデータ転送 可能
温度範囲
作動時 −10℃〜35℃
保管時 −40℃〜〜0℃
湿度 0〜95%(結露しないこと)
光源系
対物レンズからの出力 <1mW
安全性 クラスII(IEC安全規格)
目の保護 内臓のビーム・スプリッター上のフィルムで吸収
昼間の測定範囲 約150m
夜間の測定範囲 約400m
ビームのスポット径
5m到達地点 0.6mm
20m到達地点 1mm
50m到達地点 2mm
100m到達地点 4mm
200m到達地点 6.5mm
寸法
ハウジング付きアイピース 38(H)×58(W)×25(D)mm
照度調整器 98(H)×65(W)×58(D)mm
重量
DL2 0.07kg(本体)
照度調整器 0.27kg



  構成品

標準構成品 本体、整準台(GDF22)、収納ケース、取扱説明書

  オプション品


オプション品 ダイアゴナルアイピース(T型)、レーザーアイピース(DL2)、特殊接眼レンズFOK117(18倍)、特殊接眼レンズFOK73(40倍)、三脚止め、三脚(細)