道路橋床版水分計 HI-100(ケツト科学研究所)
防水層の施工に必須。コンクリート床版表面の水分測定に。
コンクリート床版表面(%)、カウント値(電気抵抗換算値)、2つの表示が選べます。
道路橋のコンクリート床版の防水層施工では、コンクリート表面処理後の表面水分量が適切でないと、防水層に膨れや剥がれが生じ、性能が低下します。HI-100では、測定原理に凹凸の影響が少なくなる電気抵抗式を採用しており、また、導体ゴムセンサを備えているので、凹凸面にセンサが密着し、より正確に測定ができます。
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機種名 |
道路橋床版水分計 |
型番 |
HI-100 |
メーカー名 |
ケツト科学研究所 |
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特長
○コンクリート床版表面の仕上げ状態にかかわらず、正確な測定が可能。
道路橋は一般的に上図のような4層構造になっており、 コンクリート床版には防水層を施工することが、道路橋示方書により定められています。
コンクリート床版の防水層施工において、コンクリート表面処理後の表面水分量が適切でないと、防水層に膨れや剥がれが生じ、期待する性能を得られません。
つまり、床版表面の水分管理が、防水層の性能、ひいては道路橋の性能を左右する重要な要素になります。
これまで、床版表面の水分測定の際、処理後の凹凸面の影響を受け、測定値が低くなる場合がありました。しかし本器「HI-100」は、測定原理に凹凸の影響が少なくなる電気抵抗式を採用しており、しかも導体ゴムセンサを備えているので、凹凸面にセンサが密着し正確さがより向上します。(
※)
(※)( 一社)日本建設機械施工協会施工技術総合研究所にて実証実験済み。
用途
○新設工事やアスファルト張替え工事などの現場に最適!
・コンクリート床版のコテ仕上げ面
・ライナックス仕上げ面
・大型切削機仕上げ面
・ファインミリング仕上げ面
・ファインミリング + スチールショットブラスト( 30~150kg/m²) 仕上げ面
仕様
測定方式 |
電気抵抗式 |
測定対象 |
コンクリート床版 |
検量線 |
コンクリート床版表面、 カウント(電気抵抗換算値) |
測定範囲 |
0~6%(コンクリート床版)、 40~990(カウント) |
測定精度 |
標準誤差0.5%以下 |
表示方法 |
デジタル(LCD) |
分解能 |
0.1% |
使用温度範囲 |
0~40℃ |
機能 |
水分値補正、平均値表示、上限アラーム設定、 オートパワーオフ、データ保存 |
電源 |
電池1.5V(単3アルカリ)×6、約0.45W |
寸法・質量 |
110(W)×210(D)×50(H)mm、0.5kg |
構成品
標準構成品 |
本体、ゴムセンサ、六角レンチ、予備導体ゴム×2、ショルダーストラップ、技術資料(省版防水工における水分計の適用性に関する研究)、取扱説明書、収納ケース、単3電池×6本 |