工場廃水、自然環境水の水質汚濁の指標となるCODの簡易チェック用計測器 COD計測はISO14000シリーズ取得の企業をはじめ、さまざまな分野で重要な管理項目となっています。 |
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海水など塩化物イオンが含まれている水に関しては正しい測定結果が得られない場合があります。
対応方法として硫酸銀・もしくは硝酸銀を溶液にいれてください。
塩化物イオンが反応し塩化銀となり沈殿します。
その上澄みを取り再度測定していただけますとより正確な計測が可能です。
※硫酸銀・硝酸銀は通常の販売店で購入が可能です。
※海水は元来COD値が低いこともあり水などで希釈しての計測はあまりお勧めできません。
ほぼ、電極・汚れが原因です。
※電極の汚れはこまめにふき取り、測定がうまくいかない場合は付属の洗浄液で洗浄してください。 また電極電解液の補充にも気をつけてください。
この機器は酸性法を用いて計測をおこなっており、塩化物イオンの多い河口付近などでは誤差が大きく出てしまいます。
あくまで簡易的なものですので特に屋外の計測では、環境に影響を受けやすい機器といえます。
測定方法 | 酸性(アルカリ性) 過マンガン酸カイウム法 | |
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測定原理 | 電量滴定法(終点検出は酸化還元電位差法) | |
表示器 | バックライト付きグラフィックLCD表示器(日本語/英語切換表示可) 測定中:シーケンス状態、測定液温度、滴定曲線などをリアルタイム表示 エラーメッセージ:滴定不能、ブランクエラー、有効範囲外エラー |
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測定レンジ | 標準:0~20/40/100/200/400/1,000mg/L 任意:0~(10~2,000mg/L設定可) |
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繰返し性 | ±2%F.S. | |
シーケンス制御 | 酸化から滴定までを自動測定処理(酸性法のみ) | |
時計機能 | 内蔵 | |
演算機能 | 回帰式換算機能、統計計算(平均値)、ブランク値自動入力(手動設定入力も可) | |
データーメモリー | 100データ(測定時刻、サンプルナンバー、結果) | |
プリンター | サーマルプリンター内蔵 | |
RS-232C出力 | 内蔵 | |
電源 | AC100V 50/60Hz | |
消費電力 | 約50VA(加熱時) | |
寸法 | 本体:約190(W)×192(H)×385(D)mm 測定ユニット:約150(W)×295(H)×262(D)mm(支柱取り付け時) |
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重量 | 本体:約3.5kg 測定ユニット:約2.3kg |
標準構成品 | 本体、測定ユニット、支持棒(ストッパ・スペーサー付き)、電極ホルダ、測定電極1・2、測定試薬(Ⅰ(100mL)、Ⅱ(25mL))、精製水、電極補充液(25mL)、撹拌子、セルスタンド、測定セル(2個)、マイクロピペット(0.5mL)、駒込ピペット スポイトゴム付(2mL)、メスピペット (5mL)、ポリスポイト、プリンタ用紙、ヒューズ、電極洗浄液(100mL)、取扱説明書 |
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