エアーサンプラ S-25N(光明理化学工業)


エアーサンプラ S-25N(光明理化学工業):ホルムアルデヒド測定器:大気環境測定器:ホルムアルデヒド測定器:大気環境測定器

こちらの製品は取扱い終了致しました。

フローセンサーを搭載しており、瞬時流量や積載流量の測定をデジタルで表示します。
定流量、吸引時間の設定が一度で済みます

 室内汚染で問題となっているホルムアルデヒドの濃度測定は、検知管とエアーサンプラの使用で0.01~1.2ppmの範囲での測定が可能で、厚生労働省の指針値0.1mg/m3/(0.08ppm30min平均)を測定できます。


検知管は測定物質に合わせての販売となります。詳しくはお問い合わせください。

機種名 エアーサンプラ
型番 S-25N
メーカー名 光明理化学工業

特長

 特長

・フローセンサーを搭載しており、瞬時流量や積載流量の測定をデジタルで表示します。
・定流量、吸引時間の設定が一度で済みます。
・瞬時流量、室内環境、大気汚染の有害物質サンプリングにも適しています。


 用途

・室内空気の管理。
・住宅資材の管理。
・リフォーム時のチェック。


 化学物質の測定義務化


○厚労省方針 シックハウス対策

新築の建物で発生するシックハウス症候群が社会問題になる中、厚生労働省は、学校やホテル、百貨店の新築時や大規模な改修時に、原因の一つとされる化学物質ホルムアルデヒドの測定を義務づける方針を決めた。
違反すれば都道府県などが改善命令を出し、従わなければ建物の使用を中止させる「罰則」も適用する。

○シックハウス症候群

ビルや住宅の建材・家具に含まれる接着剤などから発生する化学物質を吸い込むことで発症するとされる頭痛・のどの痛み・目まいなどの症状の総称。
化学物質を含む新建材を多く用いたり、機密性の高い建物が増えたりしたことを背景に被害が相次いでいる。厚生労働省は、健康被害を防ぐための「望ましい値」としてホルムアルデヒドの指針値を室内空気1立方メートル中0.08ppm以下としている。



 ホルムアルデヒドに係わる作業環境評価基準・作業環境測定基準の一部改正に関して

○ホルムアルデヒドの管理濃度制定の件

労働安全衛生法施行令(昭和四十七年政令第三百十八号)別表第三が改正され、ホルムアルデヒドが第二類物質に位置付けられることに伴い、ホルムアルデヒドの管理濃度が定められることになりました。
【管理濃度】 0.1ppm
※ホルムアルデヒドの作業環境測定は、平成21年3月1日より適用となります。

○ホルムアルデヒドの作業環境測定方法の件

作業環境測定基準の一部が改正され、ホルムアルデヒドの試料採取方法及び分析方法が定められました。

・(1)空気中のホルムアルデヒドの濃度の測定について
 試料採取方法は固体捕集方法またはこれと同等以上の性能を有する試料採取方法。
 分析方法は、高速液体クロマトグラフ分析方法またはこれと同等以上の性能を有する分析方法 によらなければならないこととすること。
・(2)(1)にかかわらず、空気中のホルムアルデヒドの濃度の測定は、検知管方式による測定機器を用いる方法によることができることとすること (ホルムアルデヒド以外の物が測定値に影響を及ぼすおそれのあるときを除く)。

測定方法、管理濃度等の詳細は厚生労働省のサイト(建築物環境衛生管理基準について)を参照ください。


 参考資料

種別 設定国 濃度(ppm)
基準値 日本 0.08(30分平均)
ミネソタ州 0.4
勧告値 WHO 0.08(30分平均)
ASHRE 0.1
カルフォルニア州 0.05
オランダ 0.1
デンマーク 0.12
スウェーデン 0.1~0.4(天井値)


 仕様

エアーポンプ ダイアフラム方式
流量設定範囲 0.100~0.500L/分
0.2L/min:15~40kPa
0.3L/min:10~30kPa
0.4L/min:5~25kPa
0.5L/min:5~20kPa
積算流量設定範囲 0.00~999.99L
時間設定・表示範囲 0.00~999.59(時間、分)
時刻設定・表示範囲 時:分:曜日(1週間)
内蔵流量計 マスフローセンサー
表示部 液晶表示器
温度表示範囲 -10.0~+70.0℃
使用温度範囲 0~+40℃、10~90%RH(結露なきこと)
電源 単3形乾電池×8本、ニッケル水素電池7.2V(ACアダプター使用)
寸法 109(W)×138(D)×67.5(H)mm
重量 680g(単3形乾電池8本を含む)



 構成品

標準構成品 本体、ゴムチューブ(本体ニ接続済)、ACアダプタ、三脚、取扱説明書、収納ケース、単3電池×8本


 販売品


検知管 710(室内汚染物ホルムアルデヒド)、710A(高濃度室内汚染物ホルムアルデヒド)、171SC(ホルムアルデヒド)など
710 室内汚染物ホルムアルデヒド
測定範囲 0.01~0.48ppm
試料採取量と測定範囲 300mL/min×30min(印刷目盛:0.01~0.12ppm)
30mL/min×10min(温度補正値×4:0.04~0.48ppm)
測定時間 30分間、10分間
検知限度 0.005ppm(300mL/min×30min採取時)
色の変化 黄橙色→桃色
反応原理 リン酸ヒドロキシアミンと反応してリン酸が遊離し、指示薬が変色する
有効期限 1年(冷蔵庫保存0~10℃)
経年変化 変色層の境界が不明瞭になり、指示が高くなる
使用温度範囲 +10~+35℃
湿度の影響 なし(5~90%RH)
校正方法 吸光光度法(AHMT法)
710A 高濃度用室内汚染物ホルムアルデヒド
測定範囲 0.05~2.0ppm
試料採取量と測定範囲 300mL/min×30min(印刷目盛:0.05~1.0ppm)
30mL/min×15min(温度補正値×2:0.10~2.0ppm)
測定時間 30分間、15分間
検知限度 0.005ppm(300mL/min×30min採取時)
色の変化 黄橙色→桃色
反応原理 リン酸ヒドロキシアミンと反応してリン酸が遊離し、指示薬が変色する
有効期限 1年(冷蔵庫保存0~10℃)
経年変化 変色層の境界が不明瞭になり、指示が高くなる
使用温度範囲 +10~+35℃
湿度の影響 なし(5~90%RH)
校正方法 吸光光度法(AHMT法)